2015年2月27日金曜日

転んだぐらいでも、心配してくれる心とは?

前記事では、こうやの人々のメンタリティ(精神性、心性)の具体について
書くまでに、至っていませんでした。

こうやの人々は、人情深くて、温かい人ばかりです。(*^_^*)

よく、「大門でこけたら、奥之院では危篤になっとる」
と言われます(大門で転んだとうわさが立ったら、奥之院に着いた頃には
危篤だといううわさに拡大している、という意味)。

逆にいえば、「転んだぐらいでも、こうやの人は心配してくれる」という
ことでもあるな~、と私は感じています。

ある程度暮らせば、あっちでお知り合い、こっちでお知り合いに会う。
高野山のふもとの和歌山県橋本市に下っても、お知り合いに出会います。(^_^;)
「誰々は、機嫌悪いんかい」
(だれだれさんは、体の具合がよくないのかい?)

だれが今どうしているか、いつも気にかけて、声をかけあうのです。
地方では、あたりまえの光景なのでしょうけど、
マンションでの孤独な都会暮らしが長かった私には、
驚きでもあり、ありがたくもありました。





2015年2月26日木曜日

高野山、とんでもない所に来てしまった?!

高野山に来て、約一年。
住めば住むほど、
「私、とんでもない所に来てしまった!」
との思いを強くします。(^-^;

田舎といっても、メイン商店街の並び、ちょうど中央に
ひぐらしは位置していまして、
けれども、やっぱり田舎かな。m(._.)m

京都住まいを終えて高野山に来た私は、
「地域が異なると、こうも人々のメンタリティ(精神性、心性)が違うんだなぁ」と。
高野山の摩訶不思議に大きな驚きを覚えながら、日々を暮らしています。

まったく考え方、習慣の違う土地で、
そこに染まれなくても、人々に接して
いろんなことを感じていくのが、
私の役目なんだろうなぁ、と思っています。(^_^)

頑張ろう、こうや暮らし。(^-^;
写真はひぐらし玄関です。


2015年2月21日土曜日

どえらいどっさり、方言の壁

私がこうや(高野山)に住んで、難しいなと思っていることのひとつに、方言があるんですね。
私は滋賀に実家があり、長年、京都で暮らしてきました。
こうやに来て、「どがつく田舎」らしい(ごめんよ!(^-^; )方言のかずかずに、
圧倒されました。
「どえらい雪」「どっさり積もった」
「食べり」(お食べ)「寝り」(寝なさい)
「はら」(お腹)「ぬくめもって」(温めながら)
「冷やこくて」「切れれへん」(切れない)

ことばは、アイデンティティ。
私は、私が育った育ち方や文化を私がなくしてしまうのが、少しつらくて、
そのためこうやの方言を、まだ使えないでいます。(^-^;

移住してこられた方のとても多い土地である、高野山。
外からの者として暮らすか、
こうやの人間として暮らすか。
私にも、「こうやの子」の心で、こうやのことばをあたりまえに話せるようになる日が、くるのかなぁ。

I think words are one's identity .
Koyasan is a place to which many people have migrated .
Can I come to speak the Koyasan direct some day , being a Koyasan mentally person ?








2015年2月18日水曜日

2015年、こうやの風景は?

1、2月は完全にシーズンオフの高野山です。
でも今日は、新しく書き直したブラックボードの看板がよかったのか、
私・敦子の手書きPOPが効果的だったのか(?)、
お客さまが何組も喫茶に来てくださいました。
高野山開創1200年大法会の準備に来られる
お客さまも、これから増えるのでは、
と、ふと思いました(^_^)

オーストラリアからの団体さまの、おしゃれだったこと!
シンプルかつ鮮やかなファッションでした。
こうやは今年も、海外からの旅行客の方々で多国籍の風景になるのか、
それとも1200年記念大法会の期間が終わっても、国内のお客さまが多いのか。

今後のこうやを占う今年、になるかもしれませんね。
Will many people overseas come to Koyasan this year ?
That may forecast scenes of Koyasan in future .







2015年2月16日月曜日

ぬくい高野山の1日

今日の高野山は、よく晴れて暖かかったです。



大門近くの天然石と喫茶のお店、心星さんに店主と初めてお邪魔しました。
カプチーノのクリーム模様が可愛かったです(^_^)



午後から、店頭に置くブラックボードのメニュー書き直しを、店主とふたりで黙々とやりました!
いえ、書いているとつい、店主も私も、黙りこんで書くことに集中してしまって(^^;
だいぶ、ブラックボード書きにも慣れてきましたよ!

クロス張りも電気工事も終わって、店内改装工事もほぼ、終わりです。
明日からは、ひぐらしは通常営業に戻る予定です\(^_^)/

2015年2月13日金曜日

天井クロス「和風」と、高野山での商い

店主が、滋賀の実家にいる私に送ってきた写真です。
天井クロスを張るための下地塗りをしてくださっているそうです。


天井、板を張ってまっさらになっています。
照明も、ソファ、テーブルも、すべて取り払ったひぐらしです。

天井クロスは、和風になると聞いております。
高野山だから、和風。
レトロなひぐらしだから、和風。
どちらにしても、あまりに「高野山」風情から外れた色柄は、やはりだめですものね。(^-^;

ところで、景観地区での商いについては、
私・敦子は高野山に来る前、京都市内の景観地区で、長く暮らしていたのですが、
高野山のお店は、京都のお店と似ているところもあるし、独特なところもありますね。
そんなお話も、おいおい交えていきたいです。(*^_^*)

Shops in KOYASAN are in a sense very similar to ones in KYOTO.
Though in the other sense the way of business in KOYASAN is quite characteristic.

2015年2月12日木曜日

手書き広告とこうやの景観

パソコンで作ったPOP広告だけでは味気ないな、
手書きPOPを店のあちこちに貼ろう!
と思い立ち、昨日は私は、手書きPOPを作る作業にかかりきりでした。

手書きのコピーをかわいく(?)書いて、挿し絵をいれるのですが、
これが思ったよりずっと、難しいんですよね。

カフェや書店など、今ではあらゆるお店で活用されている、
風合いのよい手書きPOP。

でも、手書きPOPが高野山の風情、景観に、合うんだろうか。
ふと考えてみました。

高野山・小田原通りの商店街の活性化と、
景観と自然の保護の問題。
こうや暮らし、まだ2年目の私・敦子には、これがとても、難しい問題です。

とにかく、ひぐらしも、
小田原通りのよい景観の一部であり続けたいものです(*^_^*)

It's difficult to make advertising matters written by hand appropriate to scenery of Odawara-dori,Koyasan.








2015年2月11日水曜日

高野山の純喫茶。天井はどんな色柄に?

その昔(といって、まだまだ私は高野山に来ていなかった昔ですが)、
ひぐらしは、高野山で初めての喫茶店として、それも「純喫茶」として、
長くご愛好いただいておりました。

改装を重ねた今でも、ひぐらしは、ひたすらレトロな純喫茶のおもむき。

そんなところに、今回の改装工事。
どんな天井クロスに変えたらよいか・・・?
高野山に喫茶店がある、というだけでも、珍しく思われる方が多いようなのですが、
今、高野山に観光のお客様向けのカフェは、確実に増えています。

店主と私は、せっかくの改装、上品なピンク、えんじなど、
おしゃれな色柄にしたい案も、いろいろ持っていたのですが・・・。
クロス業者さんのサンプルが多すぎて、店主、選べず(^_^;)
結局、クロス業者さんが見立ててくださったクロスに決まりました★
天井も少し低くなり、すっきりしますよ(^'^)♪

こうやまき販売と喫茶を兼業しているお店は、高野山でもひぐらしだけです。
内装も、独自なものをめざして、
全国、海外からのお客様に珍しく思っていただきたいな、と、
私、敦子も雑貨等のリニューアルを考案中です♪

The shop which is running a cafe as well as selling koyamaki is only HIGURASHI in KOYASAN.
We are hoping to have a good originality for the interior decoration of HIGURASHI.

2015年2月9日月曜日

店内改装工事

ひぐらし(蜩)は、ただいま店内改装工事に入っております。
Higurashi is currently undergoing refurbishment.
I'm sorry for our shop closing during the construction period.
昭和39年創業のひぐらし。
現在の場所に移転後も、数回の改装を重ね、
お店の雰囲気を時代、時代で大きく変えてきました。

今回の改装は、古くなった天井クロスの張り替え、
こうやまき(高野槇)の倉庫の拡張 など、いくつかのリニューアルを
予定しています♪

前より明るく、お客さまを迎えやすいオープンなお店になるぞ~♪ と、
大工さんたちの活躍に期待しています!(^^)!

新しくなったお店で、高野山開創1200年の春、
多くのお客さまにお会いできるのを楽しみにしております!