店主は、実はパソコンができません。
キーはゆっくりなら打てるのですが、お店でもパソコンを使ってはいるのですが、
私から言わせれば、ネットにもつながっていなくて「ワープロ状態」(涙)。
パソコン用語はわかりません。
54歳の店主は、スマートフォンも、昨年末、子どもが生まれる直前になってようやく、
私から、「中身が老齢すぎる」(見た目に反して!)とさんざん言われて、
使うようになったばかりなんですよ。
この店は、そして店主は、「昭和の暮らし」「昭和の考え方」「昭和の働き方」…
そういう「昭和」がもう、満載の内容となっております…!!(;^_^A
毎月の請求書も、店主はカーボン紙に木製のすごい年季の定規を
使って、「手書き」で作っています(ここまでくれば、あっぱれ~)。
手書きがダメ、とは言いません。
昭和の暮らしのよさもわかります。
でも… 私は孤独でした。
パソコンをあたりまえに通して見る世界のこと、いっさい店主とは話せないのですから。
昨日、店主に「孤独なんよ。パソコンがわかるようになってほしい」と、話してみました。
昔気質な店主を怒らせないように、やわらかく話しました(^^;
すると店主は、「店にパソコンを、中古で買ったらええのやな」と。
たしかに、居住スペースの私のパソコンとスマートフォンだけで、店のデジタル作業をこなすのは、
とても不便で限界があります。
店にワープロ状態でない、Windows10のパソコンがあったら、どんなにいいだろう!!!
楽しみです~!!
高野山には、こんなふうに、「時計が長年、止まっているのだろうか」
と感じるような「昔ながらの風景」「昔のやり方」「昔の考え方」が、
あちこち、大事に残っているように思います。
外からの移住者がそれに接して、
「それまでの常識的感覚が通じない」孤独を感じることが、確かにあるんですよね。
「昭和のやり方」が必要に応じて、新しくなっていくとき。
私と一緒に、古い店を立て直して、2年。
店主の世界も激変したと言いますし、
私も、「高野山が『じぶんの世界』になっていく」、
そう私の世界も、激変しようとしている今なのだと思います(*^^*)
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